シャンボール城

フランソワ１世が狩猟のために作らせた城である。 そのためにレオナルド・ダ・ビンチを呼びよせたという。その影響が強く出ている建築様式で、実際に城の素案を出したのはダ・ヴィンチ自身だったとされている。１５１９年に工事が開始されたが、完成したのは１６５８年で、ルイ１４世の時代であった。フランソワ１世が在位中に城に訪れたのは２年に１度、滞在はわずか数週間だったとの話がある。

ロワール渓谷にある最大の城。

もともと狩猟館であった建物を増改築して建てられたロワール最大の豪勢な城であり、フランソワ１世の死後も建築が続けられた。完成したのは工事が始まって１００年の歳月が流れた。